|
次世代感熱ラベラーとは?
熱風式ラベラー
(1世代) |
近赤外線式ラベラー
(2世代) |
遠赤外線式ラベラー
(3世代) |
三晴精機は、次世代にむけて「遠赤外線で糊活性化をする」感熱ラベラーを開発しました。(特許取得)。
これまでの感熱ラベラーは熱風式であり、大量の熱風をふきつけることにより糊を活性化してきました(1世
代)。 この方式では、熱風と騒音の発生が問題となっていました。ブロアー、ダクトなどの設備が必要となるのでコスト面でも
改善の余地がみられた。 また、熱風で接着性を発現すると、接着性が均一にならずにラベルの貼りにムラがでる可能性もあっ
た。
2世代と称される近赤外線式感熱ラベラーでは、熱風の問題は解決できるものの、赤外線発生装置が高額になりコ
スト面で新たな問題が残ってしまう。また、感熱糊の熱吸収があまり効率のよくない波長であり、高分子化合物が近赤外線をほと
んど吸収しない。
次世代(3世代)ラベラー「遠赤外線式感熱ラベラー」の開発は、上でのべた問題をすべて解決するばかりではな
く、紙のふく射熱吸収率(*)が、1・2世代ラベラーに比べて格段に高い。活性化に必要な電力が小さいにもかかわらず、糊層
の表面だけでなく深部まで効率よく活性化できる。結果として、ラベル一枚いちまいの端まで均一に活性化でき、きれいな貼りが
実現できます。
(*)ふく射熱吸収率: 遠赤外線が紙に光として伝わり熱として吸収され、そのふく射熱により糊が活性化される。 具体的に
は、紙の近赤外線吸収率は30%に対し、遠赤外線では80〜90%と高率である。
遠
赤外線の効用(6つのメリット)について⇒
|